適応症例

眼精疲労

目の疲れは脳の疲れ

厚生労働省が近年実施した調査によると、VDT作業をする人の90.8%が「目の疲れ・痛み」を感じていると答えています。
電子機器 の使用による目の症状には、画面を見続けることによる目の筋肉の疲労、目の乾きからくる目表面の障害、そして間近で強い光を見続けることによる目の組織の損傷があります。
近年、目から入ってくる強い光(ブルーライト)が「体内時計」を狂わせ、自律神経系や内分泌系、免疫系など、多方面に悪影響を及ぼすことも解ってきました。

また、目の症状と関連しているのが『後頭下筋群』という、後頭部の筋肉です。後頭下筋群は頭蓋骨と首の骨をつないでいる深層筋ですが、これらは眼球運動と連動して、頭の位置を微調整しています。その為、目の使い過ぎは後頭部のコリを引き起こします。
目は脳が発達して体表に出てきた器官だと言われています。脳腫瘍や脳梗塞が起こったときに眼球の異常が現れるように、目と脳は密接につながっています。
目が乾いたり、充血したりして、目の疲れや異常を感じたら、それは目と共に脳を休ませるサインだと思って、仕事の手を止めてしばらく休息をとってください。

症状

つかれ目、かすみ目、充血、ドライアイ、眼精疲労、視力低下、目の痛み、目が重だるいなど

原因

  • 長時間に及ぶ電子機器の操作 (瞬きの減少、強い光をまじかで見ることによる疲労など)
  • モニターの照明環境(明るすぎる、暗すぎる)
  • 電子機器作業時の悪い姿勢(首こり、肩こりによる頭部の血流障害)
  • 合わない眼鏡・コンタクト、寝不足、ストレス など

施術

目の筋肉の疲労は、こめかみから耳の上くらいまでの側頭部と、後頭下筋群のある、頭と首の境目(目のツボが多くあります)に 反応が出ます。また後頭部にムクミとなって現れます。
まず、頭部を触診し、固い筋状のコリが出来ていればそこに直接鍼をします。また頭と首の境目は目の疲労を取り除くのにとても効果の 高い治療ポイントなので、その部分に重点的に鍼を行います。
目の痛みや不快感がひどい人は、頭と首の境目に静脈血がうっ滞している事が多いので、その時は刺絡(しらく)※という治療を行います。
うっ滞している血液が取り除かれると、血行が良くなり、目がスッキリします。同時に目の痛みや後頭部のムクミ、コリも軽減します。

※刺絡:皮下の小静脈を刺激し、滞留した古い血液を流し去る療法。

目に器質的な障害=組織の損傷が起こった場合は、残念ながら当院での治療は不可能なので眼科医での受診をお勧めしています。
組織に 損傷が起こっているかどうかは、夜盲症(暗い所で物が見えにくい)、視野狭窄(しやきょうさく・視野が狭くなってくること)、モノがゆがんで見えるなどの症状が出ることで判断ができます。
眼科医で受診をされた後、鍼やお灸で目の周りの血流を促進し、症状の進行を遅らせること施術を行うことは可能ですので、ご相談ください。

上記以外の部位にも対応しておりますので、
ぜひご相談ください。